ご存知の通り、MacにはBlu-rayドライブが搭載されていないどころか、光学ドライブを撤廃する流れになっています。
が、やっぱり光学ドライブは無いといざという時に不便だし、なによりTSUTAYAの旧作100円レンタルをMacで活用できないのは痛いです。
というわけで、外付けの光学ドライブをかってみました。
せっかく安くなってきた訳ですし、思い切って(?)Blu-rayドライブにしてみました。
※以下の情報全てメーカーの公式情報ではないので、試してみたい方は自己責任でお願いします。
I-O DATA BD-U6EP
やっぱりポータブルが良いよね、でも高くないほうが良いよね、ということで I-ODATA から出ているBD-U6EPをチョイス。
ちなみに、全くハードが同じのBD-U6XLというモデルもありますが、違いは添付ソフト(WinDVD BD)の有無のみ。BD-U6EPにはWindows用のBD再生ソフトが添付されていますが、BD-U6XLのほうには添付されていません。
でも再生ソフトをまともにかった場合の値段とこの2モデルの差額を考えるとMacでは使えなくともBootCampで使うかもしれないので、ソフト添付のBD-U6EPのほうを今回はチョイスしました。
ちなみに、両製品ともMac対応は謳っていないのですが、Mountain Lion環境下では基本的にUSBで接続するだけでそのまま認識してくれました。
この製品、ロットによって搭載ドライブのメーカーやモデルが変わってくるようですが、私が買った個体はMATSHITA BD-MLT UJ260AFというモデルでした。(OS Xのシステム情報で確認できます)
再生ソフト
さて、ドライブは用意できました。しかし、添付の再生ソフトはWindows専用です。Mac対応の再生ソフトを用意する必要がありますね。
ここではVLCを使う方法と、Mac Blu-ray Playerを使う方法を紹介します。
前者は無料でできますが、地デジ等を録画したBDAV形式のディスクは再生できません。
一方後者は有償ですが、BDAV形式のディスクも再生できると謳っています。
当然、通常の映画のディク(BDMV形式)であればどちらも問題無く再生できます。
VLC Media Player – 公式サイト
言わずと知れた三角コーンでおなじみのオープソースのメディアプレイヤーです。
DVD Videoや大抵のコーデックはコレだけで再生できますし、万能プレイヤーといっても過言ではありません。しかも最近のバージョンではUIもキレイになってきたので専らVLCをメインに使っている方もいるんじゃないでしょうか。
しかし、Blu-rayとなると少し話しは違ってきます。プロテクトが若干ややこしいのです。
そのままディスクを再生しようとするとライブラリが無いよって怒られます。
このライブラリって何ぞやと思われる好奇心に満ちた方はAACSについて調べてみると面白いかもしれません。
このライブラリは普通ソフトに添付される形でしか提供されないのですが、単独で配布しているところもあります。
いくつかのファイルを配布元の指示取りにインストールしていきます。
インストールといっても、Keyデータベースを ~/Library/Preferences/aacs/ に、AACSダイナミックライブラリを ~/lib においてあげるだけです。ディレクトリが存在しない場合は作ってあげましょう。
ちなみに説明する必要も無いとは思いますが、パスにある “~” (チルダ) はホームディレクトリを指します。
これでVLC PlayerでBlu-rayを開き直してあげると今度はちゃんと再生されるはずです。
Mac Blu-ray Player – 公式サイト
こちはら有償のソフトになってしまいますが、VLCでは再生できないBDAV形式のディスクも再生できるようです。
「できるようです」と言うのも、私自身が試した限りではなぜか最初の数秒のみ再生できて途中で止まってしまったからです。しかし、同じディスクを添付のWin DVD BDをWindows環境で再生してもうまく再生できなかったのでディスク自体に問題があるのかもしれないということで断言はしていません。
幸い、こちらのソフトは実際に購入する前に体験版でテストができるのでうまくいったら購入してみるのも手です。
リッピング
DVDFabとかMakeMKVとかってググれば幸せになるかも。
<2013年2月7日 MakeMKVを追記>
結論
買っておいて損は無いと思います。
どうせ買うならここから
本当にいいソフトだと思います。再生してみてください。